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名前

中西太志 

メモ

最近、本当においしいみかんを食べたことがないお客様に!中西のみかんは、数あるみかんの生産者の中からうまい生産者のうまい時期のものだけを、紀州みかんのソムリエの私がすべて味見して選んでいます。 みかんジュースも生産者によって味が違います。店主が味見して仕入れた一味違うお薦めの味を お楽しみください。
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紀州で収穫されるみかんの種類

紀州で生産されるみかんの種類

みかんの産地和歌山県、その中でも紀南地方の温暖な気候で美味しく育ったミカンを販売しています。
(有)中西商店です。
中西が販売するみかんは、すべて店主が味見し仕入れているこだわりのみかんです。
ハウスみかん
7月〜9月
温州みかんを夏の暑い盛りにビニールハウスの中で、水分調整をして熟させました。果皮を剥くだけで中の皮(じょうのう)も大変薄いのでそのまま食べれます。冬の温州みかんと一味違い冷やして食べると一層美味しくなります。
グリーンハウスみかん
9月
ビニールハウスで少加温栽培(普通の加温栽培よりも設定温度を低くして作り、露地栽培よりもみかんの生育を早める方法)で作ります。
収穫時の色付きが緑がかったみかんで、ハウス栽培に比べてさわやかな香と甘スッパさが魅力です。30分ほど冷蔵庫で冷やして食べるとより美味しくなります。
極早生みかん
9月中旬〜11月末
極早生ミカンは温州みかんの中で、収穫時期のもっとも早い品種です
崎久保早生などの品種があります。崎久保早生は三重県御浜町在住の崎久保春男氏が、昭和40年頃植栽した松山早生のなかに、成熟期の早い1本の木を発見したことから始まります。彼は、この木より穂木を採集して、栽培面積を広め、生産量を増やしました。
昭和55〜56年に県の試験場である紀南かんきつセンターで、特性調査が実施され、優良な品種であることが確認されたことから、御浜町で急激に栽培面積が増加し特産品となっています。果実内部が熱しても果皮の着色が遅れるため、まだ青いうちから出荷が始まります。
早生みかん
12月初旬〜1月中旬
紀州みかんの代表で生産量も多く出はじめはすこし酸味もありますが気温が下がるにつれて酸味も抜け甘さがましてきます。最盛期は、12月末迄くらいでM寸かS寸の小さめの粒の方が皮が薄く甘いものが多く、大粒になると大味なものが多いです。
中生ミカンと晩生ミカン
最盛期は、1月中旬〜3月月ですが、皮が厚く、甘みも少なくあまりおすすめではありません。
早香ポンカン

12月中旬〜1月中旬
温州みかんとポンカンの交配で、1990年に登録されました。
早熟でポンカンに似た香のあるみかんの意味で名づけられました。
糖度は13度以上で酸味は少なく、果皮の着色は悪くても果肉は
成熟しています。
ミホコール

1月中旬
温州みかんの「ミホ早生」二「アンコール」を交雑して育成された品種です。平成6年「1994年」に登録されました。温州みかんのように種がなく中の皮「じょうのう」ごと食べることができ、良い香があるのが特徴です。
越冬完熟みかん

1月中旬〜3月中旬
最盛期は1〜3月、早生ミカンの小粒のものをネットを掛けて鳥などに啄まれないようにして木で熟成させて葉を付けたまま出荷します。
大変おいしいミカンですが、木が痛みやすいのと手間暇がかかるので収穫量が少ないのが難点です。
ポンカン
12月末〜2月末
ぽんかんの原産地はインドのスンタラ地方といわれ、東南アジア諸国、中国南部、台湾南部、日本などで広く栽培されブラジルにも一部分布しています。台湾には約200年前に導入され、台湾から我が国に伝わったのは、明治中期。
ポンカンは大別して、果実が角張ったら球形をしている腰の高い高しょう系(デコポンやネーブルに似た形)と果実が扁平なかたちをしている低しょう系(温州みかんに似た形)とがあります。
金柑

1月初旬〜3月末
きんかんは、ビタミンCが多く含まれます。糖度が高く酸味とのバランスもよく、香気に富んでいます。生食や、金柑酒、ジャム、甘露煮等にも使われます。
八朔
1月中旬〜4月中旬
1860年頃、広島県因島田熊町のお寺(恵日山浄土寺)の境内に
発生した物で、時の住職小江恵徳和尚が〔8月朔日(ついたち)(当
時旧暦)には食べられる。〕と言われたことから[八朔]の名が付いたと言われています。親は不明ですが、その特性からブンタンの雑種と思われます。皮が少々硬めのため剥きにくいのが欠点。
果肉は淡黄色。肉質はやや堅いが肉離れが良いので食べやすい。果汁がすくなめで、わずかに苦みがあります。
はるみ
2月初旬〜3月中旬
清見オレンジ(♂)とポンカン(♀)の交配です。デコポンと♂♀が反対の兄弟柑橘です。皮がむきやすく種もなくそのままたべれます。果肉は清見オレンジの影響が強く出て、果汁たっぷりで、酸味もなくデコポンと同じくらいに美味しい柑橘です。
美味しいみかんですが当地方ではまだ生産量は多くありません
デコポン
1月末〜4月末
ハウス栽培の物と路地栽培の物があります。
デコポンは、熊本県不知火町がその発祥の地。もともと長崎県口之津試験場でポンカンと清見を交配して作られたもので、最初に不知火町に苗木が持ち込まれ栽培種となったため不知火と命名されました。
デコポンの名称は,成り口が出っ張っている、その特徴的な形からつけられています。
無核で手を汚さずに袋ごと食べられるのが大きなポイント。ビタミン・食物繊維の宝庫です。この成分は女性の肌を美しく保ち、便秘に効果があり、肥満防止に非常に役立つものです。収穫後直ぐ食べても特有の甘味はなく、冷暗所に保存し、晩柑橘類特有の追熟をさせます。
三宝柑
1月末〜4月末
江戸時代、和歌山県において発生したと言われ、紀州徳川家に献上の際、三宝に載せたためその名がついたと伝えられている。
果肉は、甘みも酸味もあり美味しいミカンですが 、雪などの天候具合、時間がたつと果汁が少なくなり、ぱさぱさになりやすいため、わりと評価の低いミカンです。
当店では、この誤解を解くためにお客さんには、味見をすすめています 。
春光柑
3月
三宝柑と並び、この地方に古くからある代表的なみかんのひとつです
見かけとは違い、あっさりと上品な甘さです。皮が厚くて実が小さいのが欠点です。
このミカンも、三宝柑と同じく果汁が少なくなりやすいため評価が低く、オレンジの自由化の時に伐採が進み、今ではいいものを手に入れるのがむつかしくなりました
ネーブル
2月初旬〜3月末
ネーブルは、英語で [へそ]のいみです。
世界の柑橘生産では70%以上を占めるスイートオレンジの一種です
現在生産されている品種はアメリカの品種であるワシントンネーブルが品種改良された物が主です。
果肉は、高い糖度とバランスの良い酸味があります。外皮が剥きにくいのが難点です。サンキストオレンジとの価格競争に負けて
生産量が減ってきています。
清見オレンジ
2月中旬から4月末
清見は日本の温州みかんとアメリカのトロピタオレンジの掛け合わせで生まれました。糖度がたかく果汁たっぷりなジュシーフルーツ です。ただ、皮をむくと果汁がしたたり落ちますので、輪切りか、スイカ切りにしてお食べください。
基準 糖度12.0以上 酸1.00以下 甘味比 12.0以上
伊予柑
2月初旬〜3月末
皮のつるつるした大谷伊予柑(普通伊予柑)と皮のざらざらした宮内伊予柑があります。宮内伊予柑は、昭和30年に愛媛県松山市平田町の宮内義正氏の農園で普通伊予柑の枝変わりとして発見されました。果実の半分以上は種なしになります。
天草みかん
3月
温州みかんと清見タンゴールとさらにオレンジを交配して作られました。果皮が薄く、じょうのう(中の皮)も薄いため大変食味がよく酸味も控えめで食べやすく果汁もタップリです。少し果皮が剥きにくいのが難点です。大変美味しいみかんなのでこれから、ますます人気が出てくると思います。紀州では、まだまだ生産量は少ないです
せとか
3月中旬
清見タンゴールとアンコールのかけあわせに、さらにマーコットを交配し、平成10年にできた新品種です。皮が剥きやすく、そのまま食べれ種もありません。味は濃厚で、果汁もタップリです。清見タンゴールとアンコールのかけあわせに、さらにマーコットを交配し、平成10年にできた新品種です皮が剥きやすく、そのまま食べれ種もありません。味は濃厚で、果汁もタップリです。
津の香
3月中旬〜4月中旬
清見オレンジと温州みかんの交配種です。
果皮は、明るいオレンジ色で、薄くつるっとしています。
皮を剥くと上品な香が広がり種もなく中の皮も薄いので
手で剥いて簡単に食べられます。
甘夏
3月末〜6月中旬
正式名は、川野なつだいだいです。昭和10年頃大分県津久見市蔵富の川野豊氏園で夏だいだいの異変として発見されました。
皮が厚いので、貯蔵も利きます。皮が剥きにくいのが難点ですが、ほろ苦い味は、この ミカン独特のものです。
カラーオレンジ

3月末〜5月末
温州みかんとキングマンダリンの交配です。ミカンのように皮が剥きやすく果汁たっぷりで少し酸味がありますが甘みも濃厚です。
皮にキズ(すれキズ)ができやすいですが、味はかわりません。
基準 糖度13.0以上 酸1.20以下 甘味比10.8以上。
福原オレンジ
5月〜6月
柚子の樹に接木した、ジョッパーオレンジの枝の突然変異で生じた品種で、福原さんが研究を続け昭和5年に福原オレンジと命名されました。果汁もタップリで濃厚な甘さがあります。
果皮が厚いのでスイカ切にしてお食べください。
当地方では、生産量が減ってきました。
バレンシアオレンジ

6月
夏向きにサッパリした甘さのオレンジです。皮を剥くときは、おしりのくぼみから、半分に割ると食べやすいです。
ニューサマーオレンジ
5月
小夏、日向夏とも呼ばれ江戸時代に宮崎県で偶然発生した柑橘です。
ミネラル、ビタミンCを豊富に含み果皮は厚いがあまり硬くないので、リンゴのように皮をむき果肉内側の白い部分と果肉と一緒にスライスして食べるのが一般てきです。果肉は甘味と酸味のバランスがとてもよく風味もよいです。
酸味のきついものは、蜂蜜をかけて食べるのがお薦めです。意外なところで醤油やわさびにも合い野菜サラダにもよく合います。